築１００年の民家を古民家カフェ風にリノベーション
古民家再生住宅
設計プラン&仕様
延床面積：203.88㎡（61.76坪）
改修面積：158.76㎡（48.02坪）
建設地：日向市
工法：木造軸組在来工法
ポイント
①カウンターや戸は使用していた古材で造作。床の間の書院だった場所も建具を生かし食器棚へ。
②リハビリ中のおばあ様がゆっくりとくつろげる寝室。隣にトイレがあり、移動せずにこの部屋内で快適に過ごせるように考えられた間取りに。
③玄関からリビング・ダイニングへと続く吹き抜け。回遊できる大空間は１０人の孫たちが、運動会のように走り回って楽しむほどお気に入りに。
築１００年の民家には、良いところと変えなくてはいけないところがあります。良いところは立派な木材。頑丈で風合いがあるため、住まいの雰囲気を落ち着かせてくれ温かみもあります。使っていない小屋裏物置と断熱性は変更した方が良いため、天井をあげ、サッシや断熱材もしっかりとしたものを施工。併せて耐震補強を行いました。K様の受け継いだ家に対する思いと設計監理をされたN'sアーキテクトさんの意見を織り交ぜ、唯一無二の古民家に生まれ変わりました。
お客様の声
冬は寒かった住まいが、グッと暖かくなりとても快適に過ごせています。LDKも広々としていて、遊びに来た人たちから「まるで古民家カフェのよう」と言ってもらえてうれしいです。間取りは変わりましたが、梁や建具など昔の物を活用していただけたことで味わい深い住空間に。おかげで心落ち着く空気に包まれ、温かい気持ちで暮らせています。
K様邸 日向市