棟板ができるまで
こんにちは!
リフォーム部 吉田です(^^)/
今回は私が担当します「棟板(棟札)」が
できるまでの様子をご紹介したいと思います。
【棟板(棟札)とは】
新築を建てる際、さまざまな神事等を行いますが、
その中でも上棟式で使用する木の札のことです。
今後の工事の安全を祈願する上棟式を終えたら、
屋根の一番高い位置にある棟木に打ち付けます。
お施主様のお名前や会社名、工事に携わった人の
名前、年月日などを記します。
家の建築記録であるとともに、
お守りのような存在でしょうか。
木に直接書くので、専用の木書液を使用します。
墨汁よりも粘り気のある液で、
滲みにくく、濃く書くことができます。
失敗は許されませんので、事前に
しっかりと下書きをします。
最初の一筆は、毎回緊張します…。
私にとっては
何十枚と書いてきた内の1枚であっても、
お施主様にとってはずっと残る大事な1枚。
古民家の解体後には、
大正初期の物も出てきました。
棟板には神様のお名前や、その家と家族が
末永く健やかであるよう願いが込められています。
その意味を考え、毎回気を引き締めて書いています!